あなたの行動が他の人に影響を与えていることについて考えたことはありますか?
「袖擦り合わすも他生のご縁」
「人の振りみて我が振り直せ」
と言う言葉がありますが、あなたの行動があなたの周りの人に影響していたり、周りの人の行動があなたに影響を与えていることについて触れている、いい例です。
新たな研究結果
「ソーシャル・ネットワークが人の行動形成に果たす役割の研究」 によって、
「人の行動は、他の人に感染する」という事実が証明されました。
ニコラス・クリスタキスとジェイムズ・ファウラーは、『つながり』の中で、人の行動は絶えず周囲に影響を与えており、しかもその影響は周囲のあらゆる人との間で相互に関係し続けていると説明しています。
また、この研究で、私たちの態度や行動が、同僚や友人や家族など、直接関わる人に影響するだけでなく、 「三次の関係(友達の友達のまたその友達など)」の圏内にまで広がっていくと説明しています。
つまり、私たち一人ひとりが、例えば幸せを感じているか、そうでないかの影響を、 知らないうちに信じられないほど多くの人の行動に影響していることになります。
また、シェイムズ・ファウラーはこう言っています。
「私は、自分の言動が息子に影響するだけでなく、息子の母親にまで影響を及ぼす可能性があるということを知っている」
さらに、2人は、普通の人の「三次の関係」の圏内には、 約1000人もの人がいると見積もっています。
ベクトルを自分自身に!
つまり、 自分自身がより幸せで成功するように努めれば努めるほど、 周囲にいる約1000人の人の生き方を改善できる可能性を持つのです。
「なるほど!分かったよ。で、どうしたらいいの?」
「そんなこと言われても、私は私で頑張っているんだけど・・・これ以上どうしたらいいの?」と思われることでしょう。
ここでお伝えしたいのは、 是非「ベクトルを自分に向けてみましょう」ということです。
「自分の行動が周りに影響する」という価値観を持っていただくことで、
自分自身に「ベクトル」を向け「主体的」になるきっかけにしていただけたらと思います。
私との時間を共にすることで、
「自分の人生の主人公は自分だ」
「自分次第で人生は好転させられる」
「私が変われば周りへ影響させることができる」
と考えられるように、 あなたの思考を少しずつアップデートしていきます。
コメント